既存トランシーバーをスマート化する現場DX

SMARCIVA

トランシーバーに「記憶」を与える。

今あるトランシーバーとPCをつなぐだけ。無線の即応性はそのままに、録音・文字化・検索・スマートフォン共有を後付けします。

トランシーバーの即応性 スマートフォンの記録性
実証用プロトタイプ稼働中 Windows Core ブラウザ・Android試作
SMARCIVA prototype / 2026
「聞く・指示する・記録する」を、
一人の本部担当者に背負わせない。

災害時やイベント現場では、無線を聞きながら電話やスマートフォンへ応答し、重要事項を書き留め、次の指示まで出します。SMARCIVAは、その瞬間の声を後から確認できる情報へ変えます。

現場の課題

音声は速い。けれど、流れて消える。

無線の即時性は残したまま、聞き逃しと転記負担だけを減らします。

無線は速い。スマホは残る。
だから、この二つをつなぎます。

無線を聞き返すスマトラ猫
01

聞き逃し

連絡が重なり混乱する現場
02

情報の集中

音声記録を整理するパソコン
03

手作業の記録

無線連絡をスマートフォンで確認する画面
04

無線機の台数

SMARCIVAの中核

無線の強さを残して、記録と共有を後付け。

最初に知ってほしい役割は、この4つです。

01

無線を記録する

トランシーバーの音声を自動で録音し、AIで文字化。

02

後から検索・再生する

文字検索から必要な会話を探し、元の無線音声もその場で聞き直せます。

03

スマートフォンへ共有する

無線機を持たないスタッフや責任者にも、文字・音声・写真・位置情報を共有できます。

04

現場PCで処理・保存する

録音・文字化・保存はCore側で行い、必要な場合だけLinkで外部へ接続します。

HIGH PRIVACY / 高度な秘匿性

保存先は現場。Linkは通り道。

業務無線の音声・文字ログには、指示内容や設備情報、個人情報が含まれる場合があります。そこで原本はSMARCIVA Coreが動作する現場端末(PC / iPhone)に保存し、SMARCIVA Linkは外部端末をCoreへつなぐ接続経路として利用します。

業務の音声・文字ログを保管するSMARCIVA側クラウドDBは、設けていません。原本を現場に置いたまま、必要な相手へ届けるための構造です。

原本は現場端末に保存

録音・AI文字化・音声ログの原本を、Coreが動作するPC / iPhoneで管理します。

Linkは保存先ではない

SMARCIVA Linkは業務ログを保管せず、外部端末をCoreへつなぐ接続経路として動作します。

一時キャッシュも消去

登録解除や公開停止で消去命令を送り、予期せぬ回線断でも設定時間後に自動消去します。

トランシーバー
SMARCIVA CorePC / iPhoneで録音・文字化・保存
スマートフォン / PC

SECURE RECEIVER / セキュアモード

公開リンクではなく、
登録したReceiverアプリ
だけへ。

チャンネル単位でセキュアモードへ切り替えると、ブラウザでの業務ログ閲覧を停止し、管理者が登録したiPhone / AndroidのReceiverアプリだけへ暗号化して配信します。

  1. 01ブラウザ閲覧を停止スタッフURLをブラウザで開いても、業務ログではなくアプリ利用案内だけを表示します。
  2. 02端末固有鍵で認証端末内で鍵を生成し、秘密鍵は端末の外へ出さず、登録した公開鍵で端末を確認します。
  3. 03ログと添付を暗号化文字・音声・画像・通常ファイルを暗号化し、登録済みアプリ内で復号して表示します。
  4. 04解除時に鍵を更新管理者が端末登録を解除するとセッションを失効させ、チャンネル鍵を更新します。

持ち出しの抑止も、運用に組み込む。セキュア画面のスクリーンショット撮影は、誰がいつ撮影したかを本部ログへ記録します。

通信本文とメディアはAES-256-GCM、チャンネル鍵の受け渡しはRSA-OAEP-SHA256を使用します。初期版ではApp Attest / Play Integrity、バックグラウンド常時受信、すでに表示・撮影・外部保存された情報の遠隔消去保証は未実装です。

標準モードの一時キャッシュ:レシーバ側に保持するのは、直近200件の文字ログを閲覧するための一時キャッシュだけです。音声ファイルはオフライン保存しません。登録レシーバの削除・強制退出・外部公開停止時には、接続中のレシーバへ消去命令を送り、予期せぬ回線断では設定した保持時間(0〜24時間)の経過後に自動消去します。

※アカウント・ライセンス・接続状態などのサービス管理情報はクラウド側で管理します。任意の外部AI機能を利用する場合は、処理に必要なデータを外部APIへ送信します。

運用の選択肢

現場に合わせて、使い方を広げる。

中核は無線の記録と共有。その技術を、ローカル運用や一般音声の文字起こし、字幕、多言語案内にも利用できます。

現場PCとデータを守るスマトラ猫

ローカル運用

音声をパソコンで文字起こしするスマトラ猫

文字起こし

画面下へ字幕を表示するスマトラ猫

字幕スーパー

外国語の案内音声を届けるスマトラ猫

外国語案内

仕組み

買い替えではなく、後付け。

高価な専用システムへ交換するのではなく、今ある設備へスマート機能を追加します。

今あるトランシーバー今あるPC今あるスマートフォン
今ある
トランシーバー
音声ケーブルつなぐだけ
Windows PCSMARCIVA Core
SMARCIVA Linkスマートフォン / PCへ

音声入力の応用

電話の通話も、同じ仕組みで記録へ。

受話器がモジュラー端子で接続された固定電話・ビジネスホンは、対応する電話録音アダプターを介して音声をPCへ入力し、SMARCIVA Coreで録音・文字化する構成を検討できます。

固定電話
ビジネスホン
電話録音
アダプター
SMARCIVA Core
録音・文字化
※電話機・受話器端子・アダプターの仕様により接続可否が異なります。実証時に録音レベルを含めて確認し、通話録音は利用組織のルールに従って運用します。
無線機はそのまま運用実績のある既存設備を残し、交換や全台再配備を前提にしません。
PCが記録の中心録音・文字化・保存はCore側で処理。利用予定PCで動作を確かめながら導入できます。
Linkは必要な現場だけ外部共有が不要ならローカル運用。必要な拠点だけ専用URLを有効にします。
既存の業務無線機からSMARCIVA Coreへ音声を入力し、現場LANとSMARCIVA Linkへ共有する構成図(拡大)

動作中の試作

説明だけではなく、すでに画面で動いています。

本部画面とスタッフ画面を実装し、実際の音声で検証を続けています。

SMARCIVA本部PC画面とスタッフ向けスマートフォン画面の試作
SMARCIVAスタッフ向けスマートフォン画面
無線が入る PCへ文字として残る 音声を聞き直せる スマートフォンから確認できる

さらにできること

記録の後まで、現場を支える。

必要な現場だけが選べる追加機能です。中核となる録音・文字化・検索・共有より一段下の補助機能として整理しています。

速報と清書の二段階

速報を先に表示し、PCの余力に合わせて後から高精度な清書を行います。処理待ち件数も画面で確認できます。

文字・音声ログと検索

文字、原文、発言者、日付で記録を検索し、元の音声を吹き出しから聞き直せます。

スタッフ・ゲスト共有

スタッフは双方向機能、当日ゲストは閲覧中心。専用URLやQRで現場単位に参加させ、終了時に失効できます。

ライブ音声と通知

無線機を持たない作業員も、許可されたチャンネルのライブ音声を受信。呼び出しや「ちょっと待って」も届けます。

多言語認識・翻訳

第一言語と第二言語を指定し、清書後の翻訳を表示。多国籍スタッフへの情報共有を補助します。

日報・Excel出力

警備、会議、汎用のテンプレートを使い、時系列ログから日報を作成。罫線や列幅を整えたXLSXで出力します。

画像・ファイル・現在地

チャットから画像、通常ファイル、現在地を共有。共有ファイル一覧から元メッセージへ戻れます。

個別相談ルーム

本部と指定スタッフの一対一相談を、通常チャンネルと分けて継続できます。

大容量直接転送

同一LAN内で端末間の直接転送を試すラボ機能。ファイル本体を中央サーバーへ保存しません。

β / 試験機能

LINE・Discord・WhatsApp連携

SMARCIVA Link / Link Miniの契約者向けに、重要な連絡を普段使うサービスへ届ける連携を計画しています。通知・返信などの対応範囲と提供時期は未定です。

ROADMAP / 開発予定
SMARCIVAの音声入力、画面字幕、AI多言語合成音声の補助機能画面

独立した補助ツール

現場の「伝える」も、ひとまとめに。

  • 音声入力話した内容を文字にして、入力欄へ反映します。
  • 画面字幕PCで再生中の音を字幕化し、必要なら翻訳を下段へ表示します。
  • AI多言語合成音声入力または音声認識した文を翻訳し、選択した言語の案内音声を作成します。

CoreとLink

人ではなく、現場につなぐ。

まずCoreでローカル運用し、外部共有に価値がある拠点だけLinkを利用する構成です。SMARCIVA Linkは、一人ひとりに料金を加算する利用者課金ではなく、1拠点単位での料金体系を想定しています。

Windows版 / 実機検証 Core i7-7700にて、速報平均3秒、清書・話者分離平均40秒を確認。
一般的な利用者課金型1人 + 1人 + 1人人数に応じて料金が増加
対して
LOCAL

SMARCIVA Core

Core = 記憶する無線に「記憶」を与える部分。

無料配布を想定
  • 録音・AI文字化
  • 文字検索・元音声の再生
  • 音声ログ・ローカル保存
  • LAN内のPC・タブレットから閲覧

現在は実証用Portable版。一般公開用インストーラーと正式配布は未完了です。

想定現場

無線は必要。でも全員には配れない現場へ。

地域防災・災害対策

無線連絡を時系列で残し、応援職員や協力団体へ必要な情報を共有。

警備

巡回、救護、緊急対応の連絡を、聞き直せるログとして保存。

施設管理

設備異常や作業依頼を記録し、担当者と現場の認識をそろえる。

イベント

無線機を持つ班長と、スマートフォンで受信する多数のスタッフを接続。

工事

既存無線を残したまま、写真、位置情報、ファイル共有を追加。

製造

生産・設備連絡を記録し、引継ぎや事後確認に利用。

使い方マニュアル

起動からLink復旧まで、画面の言葉で案内します。

古いモデル名や開発者向け手順ではなく、現在の「本部」「清書待ち」「公開中」などの表示に合わせてまとめました。

マニュアルを開く

SMARCIVAのマスコット、スマトラ猫
01 起動初回設定、チャンネル作成、録音開始
02 共有スタッフ、ゲスト、QR、公開切り替え
03 記録検索、音声再生、単語登録、日報
04 復旧マイク、清書待ち、Link、オフライン

FAQ

よくある質問

今使っている無線機を交換する必要がありますか?
原則として交換を前提にしていません。無線機の受信音声を音声ケーブルなどでSMARCIVA CoreのPCへ入力する後付け構成です。端子や出力方法は機種ごとに確認が必要です。
インターネットが切れると録音も止まりますか?
Coreの録音・文字化・ローカル保存・LAN内閲覧は継続します。Linkによる外部閲覧は回線復旧まで利用できません。
一般的なビジネスPCで動きますか?
Core i7-7700にて、速報平均3秒、清書・話者分離平均40秒を確認しています。
スマートフォンはアプリが必要ですか?
ブラウザだけでも文字・音声ログを閲覧できます。ロック画面での継続ライブ受信や通知の安定性が必要な場合は、ネイティブアプリを使う想定です。Androidは試作実機、iOSはXcodeプロジェクト段階です。
個人情報や録音データは中央サーバーへ送られますか?
Coreの録音・文字化・保存はローカルPCを中心に設計しています。Linkは外部共有のための経路です。正式導入時には保存先、保管期間、アクセス権、運用規程を利用組織ごとに決める必要があります。

実証現場で、価値と限界を確かめたい。

現在は完成品を販売する段階ではなく、地域防災、警備、施設管理、イベント・設営、工事・製造での実証協力先を探しています。